今回は、茨城県の名門茗溪学園中学校高等学校を卒業後、学校史上初の衝撃的な進路を選択した刀鍛冶兼、刀剣作家「宮下正吉」さんについて調べてみました。
茨城県でただ1人しかいないマル秘職業と1月15日放送のテレビ朝日番組「あいつ今何してる?」に登場した宮下正吉さん。
高校生離れした工作技術やロボット研究に没頭していた高校時代とは違い、大学進学後は刀一筋。
そんな宮下正吉さんをご紹介します。
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宮下正吉の年収や年齢、経歴は?刀剣作家とは?
本日は刀剣作家 宮下 正吉 様から「日本刀の美と技」についての卓話をいただきました。
現代の刀鍛冶のお話、とても興味を惹かれるものがありました。ありがとうございました。
今後のますますのご活躍を期待しております。 pic.twitter.com/bhRGjdrsCc— 土浦ロータリークラブ <公式> (@TsuchiuraRotary) September 28, 2017
宮下正吉さんのプロフィールと経歴
名前:宮下正吉(本名:輝)さん
年齢:1984年生まれの[age birth=”1984/1/1″]です。
職業:刀剣作家
2000年4月 :茗渓学園高等部入学
2003年3月 :茗渓学園高等部卒業
2003年4月 :群馬大学工学部入学
2007年3月 :群馬大学工学部卒業
2007年4月 :長野県宝 刀匠・宮入法廣師に弟子入り
2014年6月 :宮入法廣師の元より独り立ちし、つくばにて鍛刀を開始
奈良県生まれ茨城県育ち。
茗溪学園高校卒業後、群馬大工学部入学。
在学中に人間国宝故・大隈俊平さんの作品に感銘を受け刀鍛冶の道を志す。大学卒業後に大隈さんの紹介で長野県無形文化財である刀匠・宮入法乗廣さんに弟子入りし、約6年の修行を経て平成25年日本美術刀剣保存協会主催の新作名刀展に初出品した短刀が新人賞と努力賞を受賞。翌年の同展にも出品した太刀が努力賞に輝き、故郷である茨城県つくば市にて独立。
古来より伝わる伝統美術を継承しつつ、鉄の魅力を追及するため日々、灼熱の炎と向き合いながら鉄の音が鍛刀場に響き渡る。日本美術刀剣保存協会 土浦亀城刀剣会より引用・・・http://tsuchiura.web.fc2.com/miyashita/index.html
受賞歴:日本美術刀剣保存協会、新作名刀展にて
平成26年:努力賞
平成27年:努力賞
平成29年:努力賞
平成30年:努力賞
つくば市内の工房「筑波鍛刀場」で腕を振るう刀匠、宮下正吉さん(32)が、日本美術刀剣保存協会の「新作名刀展」で4回目の入賞に輝きました。三嶋記者の記事
茨城)若き刀匠、技光る 「自分にしかできない刀を」:朝日新聞デジタル https://t.co/hnwys3MOLF
— 佐藤 仁彦 (@jin_kimihiko) June 21, 2017
つくば刀剣作家の宮下さん、3年連続で新作展入賞 http://t.co/vHKjcIvxJ1 昨年10月、つくば市蓮沼に鍛刀場を開いた刀剣作家の宮下正吉(本名・輝)さん(30)が、今年の日本美術刀剣保存… 茨城関連のニュースhttp://t.co/lRu6cpFv4O #茨城
— NewsIbaraki (@NewsIbaraki) May 12, 2015
宮下正吉さんが感銘を受けた作品と師匠は?
在学中に感銘を受けた刀匠は人間国宝故・大隈俊平さんの作品ですね。
そして大学卒業後に、長野県無形文化財である刀匠・宮入法乗廣さんに弟子入り。
2014年につくばにて独立されました。
宮下正吉さんの年収、刀剣作家とは?
近年の日本刀ブームもあり、刀鍛冶・刀匠は美しい日本刀を生み出す職人として国内外を問わず高い評価を得ています。
刀匠になるには、文化庁から刀を作る許可を得た職人のため、5年以上の修行を積んだ後、美術刀剣刀匠技術保存研修会の試験に合格することが必要です。
また、年間24本までしか作ってはいけないという規則もありますので、たくさん作ってたくさん売ってとうことはできないようです。
一般的には有名な人であれば1000万円ほどの年収と言われています。
ただし、買い手がつかないこともあり、年収はピンキリでこの職業一本で食べていくのはそう簡単ではないそうです。
ただ、宮下正吉さんの場合は「刀剣作家」として講演会など、刀鍛冶・刀匠だけでなく様々な活動をされています。
国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)特別講演「日本刀に隠れていた未来の鋼」〜刀鍛冶の秘伝と最新科学の融合が何を生み出すのか〜に参加してきました!宮下正吉刀匠と井上忠信氏・長井寿氏を講師に語られた日本刀の硬さ折れにくさについてのお話、内容盛り沢山でメモ取り超楽しかった…! pic.twitter.com/6zssP5ksKN
— ちらいむ (@chilime) April 24, 2017
宮下正吉の年収や年齢、経歴は?名門茗溪学園中学校高等学校卒の茨城県ただ1人の刀剣作家!まとめ
調べれば調べるほど、宮下正吉さんの刀への想いが伝わりました。
古い情報にはなりますが、2017年10月の土浦ローターリークラブの週報には刀剣作家としての「日本刀の美と技」についての卓話が掲載されておりました。
>>卓話「日本刀の美と技」※土浦ローターリークラブのページへ飛びます
東京大学などの難関大へ進学する生徒が多い名門・名門茗溪学園中学校高等学校卒の中で、奇才と表現されてしまうのはあれですが、素晴らしい職人になっていると感じました。
日本刀はカッコいいですね。