ラグビーワールドカップ「南アフリカVSウェールズ」の試合の見どころ・感想

ウェールズ

準々決勝で日本を敗った南アフリカとフランスを僅差で倒したウェールズの一戦が行なわれました。

両チームとも優勝候補として挙げられている強豪らしく、ワールドカップの準決勝らしいカードとなりました。

南アフリカの攻撃力をウェールズの鉄壁ディフェンスがどう守るのか、コアなラグビーファンも注目の試合となりました。

そんな、南アフリカVSウェールズの試合結果や見どころについてまとめてみました。

南アフリカVSウェールズの試合結果と見どころ

南アフリカVSウェールズは19-16で南アフリカが勝利しました。

南アフリカは日本戦でも活躍したWTB(ウィング)のコルビ選手に代わり、ンコシ選手が先発となります。

一方、ウェールズは、フルバックにレギュラーとして出ていたリーアム・ウィリアムス選手に代わり、ベテランのハーフペニー選手が先発となります。

前半は緊張感MAXな拮抗した試合展開

試合序盤から0-0の時間が続き、拮抗した試合展開となります。

前半14分、南アフリカが均衡を破りペナルティキックで3-0と先制します。

その後も点差の少ない緊迫した状況となります。

17分、ウェールズがダン・ビガー選手のキックで3-3と追いつきます。

20分には再び、南アフリカがペナルティキックを成功させ6-3とリードします。

両チームともにトライはできていませんが、ディフェンスでの凌ぎあいが激しくなってきます。

南アフリカはモールで押そうとしますが、ウェールズも守り、進めさせません。

そんな中34分、南アフリカがペナルティキックを決め9-3としました。

38分にはウェールズがチャンスの攻撃でキックパスをしましたが、ウィング(WTB)のジョージ・ノース選手が走れませんでした。

ウェールズは流れが良かっただけにトライしたい場面でした。

しかし、ウェールズはここでペナルティキックを選択し9-6と点差を詰めます。

そして、ジョージ・ノース選手は交代となります。

このまま、9-6で南アフリカがリードして前半を折り返します。

後半は一度は同点に!シーソーゲーム展開

後半44分、南アフリカのペナルティからウェールズがペナルティキックを決め9-9の同点とします。
シーソーゲームの展開になってきます。

どちらのチームもディフェンスがしっかりしていて、キックを使ってもお互いにディフェンスを突破することができません。

しかし、南アフリカがモールから連続攻撃を仕掛けます。

そして56分、南アフリカがトライし16-9とリードします。

一方、ウェールズは再三のモールでの攻撃をし、フェーズ21までの攻撃となります。

この流れから64分、ウェールズがトライをあげ16-16の同点とします。

南アフリカはキャプテンのコリシ選手が交代します。

残り10分となり、非常に白熱した試合展開となります。

72分、ウェールズはドロップゴールを狙いますがゴールにとどきません。

その後、南アフリカもドロップゴールを狙いますが外れます。

75分、南アフリカがペナルティキックを狙い19-16とします。

78分、ウェールズはマイボールのラインアウトをノックオンしてしまいます。

南アフリカボールのスクラムとなります。ここで南アフリカがスクラムの強さをみせノーサイド。

僅差の試合を南アフリカが制しました。

見どころは、ペナルティキックを重ね得点を積み上げる南アフリカに対し、追いつくウェールズのシーソーゲームとなった試合展開です。

南アフリカの次戦予想

南アフリカの次戦の対戦相手は、イングランドです。

優勝をかけた決勝戦となります。

南アフリカが勝てば、2007年以来3度目の優勝となります。

しかし、イングランドは、準々決勝でオーストラリアを倒し、準決勝でニュージーランドを撃破しているので、相当強いのではないかと思われます。

ニュージーランドに初戦で敗れている南アフリカにとっては、決勝戦というだけでなく対戦相手としても大一番となるのではないでしょうか。

ウェールズとの準決勝では、キックをうまく使いながら試合を常にリードするうまさが出たように思います。

また、南アフリカはここまで5試合で、3トライしかゆるしていないというディフェンスが光りました。

しかし、日本戦でもありましたが、司令塔のハンドレ・ボラード選手のノックオンが多いのが多少、気になりました。

マンオブザマッチに選ばれキックは正確でしたが、決勝の緊迫した場面ではイングランドがミスを見逃さないのではないかと思います。

ミスを減らせるかどうかが決勝の結果につながるのではないかと思います。

>>ラグビーWカップ2019南アフリカのチーム紹介、注目選手はビーストの異名!!

ウェールズの次戦予想

ウェールズの次戦の対戦相手は、ニュージーランドです。3位決定戦となります。

優勝を義務づけられている王者オールブラックス(ニュージーランド)にとっては、モチベーションが低いかもしれません。

しかし、過去の最高成績が3位(1987年)のウェールズにとっては、是非勝っておきたい最後の試合となるのではないでしょうか。

スター選手であるウィング(WTB)のジョージ・ノース選手が怪我により途中交代したので、出場できないのではないかと思われます。

ニュージーランド有利ですが、ウェールズにも十分、チャンスがあると思います。

南アフリカ戦では、ハーフペニー選手が長距離でのキック、ダンビガー選手が短い距離でのキックと使い分けていました。

強豪ならではの層の厚さを感じました。

再三、南アフリカ陣にも攻め込みましたが、南アフリカのディフェンス陣を崩す攻撃がなかなか出来ませんでした。

南アフリカの前にディフェンスに苦労するシーンが多くみられました。

終始リードされた点数の試合でしたが、そんな中でもトライを返し何度も同点に追いつき、素晴らしい戦いをしたと思います。

>>ラグビーWカップ2019「ウェールズ」キャプテンが最優秀選手候補!?チーム紹介!

南アフリカVSウェールズのまとめ

南アフリカVSウェールズは、わずかな差が試合を決めました。

自陣でファウルをとられたウェールズがペナルティキックを積み重ねられ、南アフリカが見逃さないという形になりました。

こういう拮抗した試合では1つ1つのファウルが勝敗を左右するのだと実感する試合でした。

準決勝らしく非常に白熱した試合で、戦いぶりは素晴らしかったと思います。

両チームともにディフェンスの優れた試合だったのではないでしょうか。