「日本VSアイルランド」ラグビーWカップ2019批評・評価・感想

アイルランド

日本VSアイルランドは、日本にとってチャレンジとなる世界ランキング2位(2019年9月23日付)のアイルランドとの一戦となりました。

開催地は静岡、ベスト8進出を目標としている日本にとって重要な試合となりました。

そんな、日本代表対アイルランド代表の試合結果や次戦への展望をまとめました。

日本VSアイルランドの試合結果と見どころ

日本VSアイルランドは、19-12で日本が勝利しました。

日本はフルバックに山中選手を起用し、レメキ選手と松島選手のウィングとしました。

日本は前半、キックパスでの攻撃などもありましたが、ボールの転がりがうまくいかずトライまでいけませんでした。

日本は田村選手の3本のペナルティキックで、9得点します。

田村選手は最初のペナルティキックを外してしまいますが、その後は全て成功させます。

ナンバー8のマフィ選手が怪我をしてしまい、リーチマイケル選手が交代で入りました。

前半は、12-9で折り返します。

後半には、福岡選手や田中選手など数人が交代で入りました。

そして、後半60分にトライをします。16-12と逆転します。

ペナルティゴールも決め、19-12とします。

1トライ1ゴールで追いつかれる状況で、最後の1プレーまでどちらが勝つかわかりませんでしたが、日本の歴史的勝利となりました。

一番の見どころ

日本人であれば80分全てが見どころだったと感じるかと思いますが、敢えてあげれば、姫野選手の自陣のゴールラインぎりぎりでのジャッカルが素晴らしかったと思います。

これにより、アイルランドの反則(ノット・リリース・ザ・ボール)を誘発し、ピンチで日本ボールとなりました。

また、後半、相手ボールのスクラムの重要な局面での具智元選手のファウルを誘ったプレーも見どころとなります。

相手ボールをマイボールにすることで、試合運びとしても精神的優位に立てたのではないかと思います。

フォワードの強いアイルランド相手に、稲垣選手、堀江選手、具智元選手の最前列フロントローが頼もしかったです。

アイルランドが最後にボールを蹴った理由は??

アイルランドが最後にキックでボールを出して試合を終わらせたことについて、不可解に思われている人もいらっしゃるかもしれません。

アイルランドの置かれた状況としては、「7点差以内の負けは勝ち点1」、「トライを決めてゴールも決めれば勝ち点2」、「日本にボールを取られトライされれば勝ち点0」という状況でした。

あの場面(自陣インゴールエリア)で、アイルランドが勝ち点を取るための最善策をとる判断だったということになります。

日本の方が80分を通して、気持ちの部分がアイルランドを上回っていたように思います。

日本の次回予想!ベスト8進出は可能か?

日本の次戦の相手は、サモアです。

日本としては、何としても勝っておきたい一戦です。

ここで勝てば、ベスト8進出が大きく前進するのではないかと思います。

しかし、アイルランドに勝利したことでアイルランド、スコットランドと三つ巴でベスト8進出を争う可能性が出てきました。

そのため、最終戦のスコットランド戦までは気が抜けません。

3勝してベスト8に進出できなかった2015年の二の舞にならないようにしておきたいところです。

アイルランド戦で復帰したナンバー8のマフィ選手が再び交代したのは、次戦へ向けての不安要素となります。

日本がアイルランドに勝てた勝因として、初戦でアイルランドがスコットランドに大勝したことも影響していたかもしれません。

サモアもフィジカルを活かした強いチームなので、全力で戦う必要があるのではないでしょうか。

アイルランドの次回予想。ベスト8進出へ暗雲。

アイルランドの次戦の相手は、ロシアです。

日本戦を落としたことから、絶対に勝たなくてはいけない試合となります。

アイルランドは日本戦に負けたので、ベスト8進出も安泰ではなくなってきました。

スコットランドと日本の今後の状況次第では、プールで敗退することもなくはありません。

そのため、残された試合は点差を広げるように全力で挑むのではないでしょうか。

日本戦では司令塔のセクストンを欠いて、ベストメンバーとは言えない状況でした。

フォワード陣は初戦と同じメンバーでしたが、バックス陣はレギュラーではなかったようです。

ロシア戦以降は、ベストメンバーで挑むのではないでしょうか。

日本VSアイルランドの批評・評価まとめ

日本が歴史的勝利をおさめました。

日本中が勝利に酔いしれ、日本列島が沸きました。

2015年の南アフリカ戦に続き、世界を驚かせる大金星となりました。

しかし、日本にはベスト8に進出するという大きな目標があります。

そのため、最終戦のスコットランド戦が終わるまで気の抜けない状況です。

3勝してベスト8に進めなかった2015年の雪辱を是非、果たしてもらいたいものです。