アイルランドは、9大会連続9度目の出場となります。
ラグビーワールドカップ2019日本大会では、優勝候補の一角に挙げられています。
現在のラグビー世界ランキングでは、ニュージーランド代表(オールブラックス)、ウェールズ代表に次いで3位となっています。
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アイルランドのチームの特徴は?監督が鬼監督!?
アイルランドのチームの特徴は、スクラムなどの突進力を活かしたフォワードの推進力となります。
組織としても個人としても総合的にまとまっている隙の少ないチーム構成となります。
伝統もあり、経験豊富な代表チームです。個々の選手の能力が高く、安定したセットプレーも特徴です。
また、#ラグビー ワールドカップで日本と同プールのアイルランド代表もアイルランド国内で行う準備キャンプに向け、ジョナサン・セクストンらのトレーニングスコッドを発表。いよいよ大会の足音が聞こえてきました。#rugbyjphttps://t.co/JRQHIQNI85
— J SPORTSラグビー公式 (@jsports_rugby) 2019年5月29日
2018年の秋には、地元ダブリンで世界最強のオールブラックス(ニュージーランド代表)を、16-9で撃破しました。
オールブラックスは安定して世界ランク1位を維持しているので、アイルランドの実力をあらためてしらしめた試合となりました。
2018年の欧州6カ国対抗戦(シックス・ネイションズ)では、全勝優勝を果たしました。
ワールドラグビーの「年間最優秀チーム賞」は、アイルランド代表@IrishRugby に決定🎖✨👏
アイルランド代表は、シックスネーションズで全勝優勝を達成、先日はホームで初めてニュージーランド代表を破るなど、大いに活躍したシーズンとなりました。#RWC2019 #WorldRugbyAwards pic.twitter.com/tvWz6g3xoT— ラグビーワールドカップ (@rugbyworldcupjp) 2018年11月26日
この4年間でヨーロッパの大会やテストマッチなどを通して力をつけ強さを増しています。
ワールドカップでは1987年の第1回大会からベスト8に進出はしているものの、今までの最高順位はベスト8止まりとなっています。
アイルランドにとっては、決勝トーナメントに進んでから勝てるかどうかが重要となりそうです。
アイルランド代表チームはアイルランド共和国と北アイルランドの統一チームで、政治的にいさかいのあるアイルランド共和国と北アイルランドから選手が選出されています。
アイルランド共和国の選手と北アイルランドのイギリスに帰属している北アイルランドの選手が一つになって構成される合同チームの団結力が強さとなって表れているのかもしれません。
監督は、2013年から指揮をとるジョー・シュミット氏ですが、「鬼監督」と形容されるほど厳しい指導方針で知られています。
その効果からか、シュミット氏が就任してからアイルランドラグビーは変貌と遂げています。
策士であることはもちろん、選手1人1人の能力を上手に引き出すことに長けていることがアイルランドを強くする事ができている理由だと言われています。
アイルランドラグビー協会(IRFU)は26日、同国代表のジョー・シュミットHCが、来年のW杯後に退任すると発表した。守備コーチを務めるアンディ・ファレル氏が、後任になるという。現在53歳の指揮官は退任の理由について、家庭を優先するためとしている。https://t.co/TDRNtGAVCi
— AFPBB News (@afpbbcom) 2018年11月27日
また、このこのワールドカップ後に退任を発表しており、最後の大会として有終の美を飾るべく気合いが入っていると思います。
アイルランドの主要選手は年間最優秀選手だけじゃない
ワールドラグビー年間最優秀選手に輝いたジョニー・セクストンが有名なのはもちろんですが、アイルランドの注目選手は彼だけではありません。
ジョニー・セクストン含め、私が個人的に注目する3名をピックアップしました。
ジョニー・セクストン(SO)
アイルランドの心臓であり、世界屈指の司令塔のスタンドオフです。
冷静な判断力と正確なパス、キックが特徴の選手です。
34歳のベテランにながらディフェンスの穴をつく一気に抜け出すスピードとロングパスなどのキックパスで味方を走らせる判断力などが光ります。
ドロップゴールの名手でもあります。
2018年のワールドラグビー年間最優秀選手にも輝いています。端正な顔立ちが人気の選手でもあります。
アイルランドが2018年の主役 ワールドラグビー最優秀選手賞はセクストンhttps://t.co/8Gbe2hN85i#WorldRugbyAwards pic.twitter.com/nrIax8NgvK
— ラグビーリパブリック (@RUGBY_REPUBLIC) 2018年11月26日
デビン・トナー(LO)
身長208cmの大型ベテランロックです。
208cmの大きな身体を活かしたパワフルなプレーが強みです。
アイルランド代表のデヴィン・トナー選手(Devin Toner)、足首のケガでシックス・ネーションズの残りの試合は全て欠場。 #ラグビーニュース pic.twitter.com/mvG0lcBQVJ
— トリック (@DoctorTrick) 2019年2月9日
大きな選手でありながら、よく走りチームへの貢献度の高い選手です。
高さが必要となるラインアウトなどの時に脅威になっている選手です。
身体能力も高く、4年前のワールドカップにも出場しています。
オールブラックスから勝利をあげた昨年の試合でも先発しています。
キアン・ヒーリー(PR)
代表キャップ67のベテランプロップです。
Ireland international loose head Cian Healy has signed a new 2 year IRFU contract until the end of the 2020/21 season.
News: https://t.co/cSXM83gwc7 pic.twitter.com/ifuOo8Mnud
— Irish Rugby (@IrishRugby) 2019年5月21日
スクラムの中心としてアイルランドのフォワード陣の強さのポイントとなっています。
プロクラブではアイルランドのレンスターでプレーし、ジョニー・セクストンと共に「プロ14」の連覇を達成しました。
「プロ14」は、アイルランド、ウェールズ、スコットランド、イタリア、南アフリカから14チームが集まって競うリーグ戦です。
アイルランドにはタレントが多く、他にも、ショーン・オブライエンなど経験豊富な選手がいましたが、怪我のため日本大会は不出場だと言われています。
ラグビーワールドカップ2019【アイルランド】チーム紹介!まとめ
ラグビー世界ランキング3位の実力あるアイルランドは、間違いなく日本にとっても脅威だと感じます。
強力スクラムを武器に優勝候補としてプールAを1位で通過しそうな予感がします。